バリアフリーは価格が高い?

家族に身体が不自由な人がいる場合や将来的に両親と同居する可能性がある場合、誰でも生活しやすい家にしたいと考える場合はバリアフリーを取り入れたマイホームにすることがおすすめです。バリアフリーにすると価格が高くなりやすいと考えている人が多いですが、必ずしも価格が高いわけではないことを知っておくべきだと言えます。特に家を建てる際にバリアフリーを導入するのであれば、リフォームでバリアフリー化するよりも費用を抑えやすいことを知っておきましょう。

既に完成されている家に取り入れるとなると、あるものを取り除いて新しい設備を取り入れる必要があるので費用が高くなりやすい傾向があります。新築の住宅にこれを取り入れるのであれば、そういった作業が必要ないので想像しているよりも安い費用で済むことが多いと言えるでしょう。お風呂やトイレなどの様々部分に手すりを設けたり、介助しやすいような設備を選んだりすることで費用が高くなると思っている人も多いですが、設備自体はそれほど高くないことが多いと言えます。寧ろ、最新のハイテクなお風呂やトイレを設置する場合と比べると安くなることもあるので、費用が高くなってしまうという心配をする必要はないです。

一般的な注文住宅の購入価格を参考にすると、多くの人は坪単価60万円から70万円ほどでマイホームを建てていますが、高齢者や身体障害者がいる家庭向けの注文住宅には坪単価50万円前後から購入できるものも存在しています。実際に必要になる費用を参考にしても、バリアフリーにすることが必ずしも高い費用に繋がるわけではないと分かるはずです。もちろん、バリアフリー用の設備を導入する際に全てハイグレードのものを選ぶような場合は費用が高くなっても仕方がないと言えます。ですが、グレードに強くこだわらないのであれば、リーズナブルな価格でも高齢者や身体障害者に優しい住宅をつくることが可能です。

バリアフリー化した住宅は建築費用が高くなると思われがちですが、実際には一般な注文住宅と変わらない値段で建てることができると理解しておくべきだと言えます。費用の問題から諦めようとしている人もいるかもしれませんが、リーズナブルな価格でも実現できるケースが多いことを知り、まずはハウスメーカーで相談してみると良いです。バリアフリータイプの住宅プランを用意しているハウスメーカーもあるので、そのようなサービスを利用してみることもおすすめだと言えるでしょう。

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